2012年9月7日金曜日

Ubuntu12.04を入れたAZにUbuntu12.10用のTegra2ドライバを入れてみた


2chAZスレPart7で2012/7/18版のTegra2ドライバを入れてた人がいたので、CuBoxのためにarmhf界隈の現状を知っておこうと、早速試してみた。

■Ubuntu12.04(Precise)のインストール
12.04.1が出た今でも、ARM用のUbuntuは12.04のまま。
インストール自体は前回同様だけど、いまだに発生するクラッシュレポートにウンザリしたため以下の対処を追加した。

■クラッシュレポートを無効にする
$ sudo nano /etc/default/apport

最下行のenabledを"0"に変更。

■Tegra2ドライバの入手
ここまでの時点でubuntu_backup等でバックアップを取っておくことを推奨。
そしてここからが本番。

Launchpadの「nvidia-tegra 15.1.0-0ubuntu1 (armhf binary) in ubuntu quantal」から
「nvidia-tegra_15.1.0-0ubuntu1_armhf.deb」を、
同じくLunchpadの「“nvidia-graphics-drivers-tegra” 15.1.0-0ubuntu1 source package in Ubuntu」から
「nvidia-graphics-drivers-tegra_15.1.0.orig.tar.gz」をダウンロード。

■Tegra2ドライバのインストール
「nvidia-tegra_15.1.0-0ubuntu1_armhf.deb」インストール後、「nvidia-graphics-drivers-tegra_15.1.0.orig.tar.gz」を解凍し、ABI11用の「tegra_drv.so」を「/usr/lib/nvidia-tegra/xorg」以下にコピー。

$ sudo cp [Unzipped-tegra_drv.so] /usr/lib/nvidia-tegra/xorg/

Xを再起動すれば完了。


画面表示がキビキビするけど、たまにフリーズしたり、マウスカーソルが消失したりと、割と動作が不安定なので、デスクトップ端末として使うならQuantalに期待かなぁ…。
RaspberryPi到着までの間、このままX切って、USB-LANアダプタ使ってVPNサーバにしてみるのも手か。

そして結構頻繁にクラッシュレポートが出ることから、現状のarmhfの安定性にも不安を感じる結果となったので、CuBoxの方はarmhfなDebian-WheezyのSatble版がリリースされるまで、armelなDebian-Squeezeで運用することにするか…。
EeePC901-Xで動作してるUbuntu12.04はこんなに不安定じゃないから、新しいアーキテクチャ(例えばarmhf64とか)が出ても、対応したDebianのStable版が出るまでは本採用を見送るのが吉、ということなのかもなぁ。

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